一方のHDDステータスLEDが赤点灯しました。

一方のHDDステータスLEDが赤点灯しました。

SINGLEモードで運用し、1台しかハードディスクを取り付けていない場合は、空きスロットのHDDステータスLEDが赤点灯する仕様ですので、異常ではありません。
また、いずれの動作モードでも両スロットにハードディスクを取り付けている場合に、いずれかのHDDステータスLEDが赤点灯している場合、点灯しているスロットに取り付けたハードディスクに異常があるか、正常に取り付けられていない(接触不良等)可能性が考えられます。
 

◆本製品に初めてハードディスクを取り付けた直後にいずれかのHDDステータスLEDが赤点灯した場合

  1. 本製品の電源をオフにし、フロントパネルを取り外します。
  2. 赤点灯した方のスロットが下になるように本ケース自体を横に倒した状態にします。
  3. 下スロットのハードディスクをいったん取り外し、再度取り付け直します。(この際、端子が噛み合う感触があります)
  4. ハードディスクをねじ止め後、本体を縦置きに戻し、フロントパネルを取り付け、電源をオンします。
  5. HDDステータスLEDが消灯するか、または専用アプリケーション「RAID監視マネージャー」で2台のハードディスクが認識されているかご確認ください。
  6. HDDステータスLEDが消灯しない場合や「RAID監視マネージャー」で1台のハードディスクしか認識されていない場合、本体背面の動作モード選択ボタンでRAIDを作成するか、「RAID監視マネージャー」でRAIDを作成してください。
  7. RAID作成後もHDDステータスLEDが消灯しない場合、再度 1.から作業をおこなってください。

※数回同手順をおこなっても同様の場合、他のハードディスクでHDDステータスLEDが消灯するかご確認ください。それでも同様に消灯しない場合は、本体側の異常の可能性も考えられます。
その際は、サポートセンターにお問い合わせください。
 

◆本製品をご使用いただいている途中、いずれかHDDステータスLEDが赤点灯になった場合
ハードディスクに異常が発生した可能性が考えられます。
RAID0やJBODで運用している場合はご使用いただけなくなりますので、2台のハードディスクを新しいハードディスクと交換し、いったんSINGLEモードに設定し直し、再度RAID0またはJBODの設定に変更してご使用ください。
RAID1の場合は、新しい同容量のハードディスクをご用意いただき、以下の作業を本製品の電源がオンの状態でおこなってください。
 

  1. 赤点灯しているスロットのハードディスクを取り外します。
  2. 用意したハードディスクを取り付けます。
  3. 自動的にリビルドを開始します。(HDDステータスLEDが赤点滅します)
  4. HDDステータスLEDが消灯すれば、リビルドが終了し、ご使用いただける状態となります。

※リビルドの時間はハードディスク自体の速度や容量によりますが、目安として3TBで約7時間、12TBで約30時間程度掛かります。

※RAID作成時は通常HDD1側のハードディスクがマスターとなりますが、HDD1ステータスLEDが点灯した場合は、HDD2側のハードディスクがマスターとなります。
HDD1側のハードディスクを交換し、リビルド実行後もマスターはHDD2側になったままですので、ご注意ください。
(「RAID監視マネージャー」の「RAID管理」でマスターをHDD2からHDD1に変更することが可能です。)
 

◆本製品とパソコンの接続時や、本製品の電源をオンした際にいずれかのHDDステータスLEDが赤点灯した場合
RAID1、RAID0、JBODの各モードで 8TB以上(RAID0/JBODでは合計で8TB以上)のハードディスクを使用時にNTFS形式のフォーマットをおこないご使用いただいていた場合に発生する可能性があります。
この場合、RAID1以外ではデータを読み出すことができなくなります。
8TB以上のハードディスクをRAIDモードでご使用いただく場合は必ずexFAT形式のフォーマットでご使用いただきますようお願いいたします。
 

◆暗号化ディスクを作成している場合

RAID1モードの場合:

もう一方のハードディスクが正常に読み出せる状態であれば、本製品の電源オン状態で、障害が発生したハードディスクを同容量のハードディスクに取り換えることで、リビルドすることが可能です。
 

SINGLEモードの場合:

一方のハードディスクのみでご使用いただく形となります。新しいハードディスクを取り付けても同ハードディスクに暗号化情報が書き込まれていないため使用できません。ただし、いったん暗号化を解除(データは消去されます)し、新たにハードディスク 2台で暗号化ディスクを作成することは可能です。
 

RAID0およびJBODモードの場合:

暗号化したハードディスクからデータを読み出すことができなくなり、また暗号化の解除もできず、本製品をそれ以降使用できなくなります。RAID0およびJBODモードでご利用いただく場合は暗号化せずご使用いただくことを推奨します。

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