（RAIDモード運用時）今まで使用していたが、新しいハードディスクに入れ替えるとエラーになりました。

本製品はRAID作成時に本体および各ハードディスクに同じRAID構成情報を書き込み、これらのRAID構成情報が一致することでRAIDの運用が可能となる仕組みです。
　

◆ハードディスクを2台とも取り換えた場合：
新たにRAIDを作成してご使用ください。
ただし、RAID作成時にハードディスク内のデータは初期化されますので、必要なデータが書き込まれている場合は、他のストレージにバックアップした後、RAID作成の操作をおこなってください。
　

◆RAID1モードで運用していた場合：

・ハードディスクの容量いっぱいまで使用したなどで、容量の大きなハードディスクに交換したい場合は、「Ｑ　（RAID1運用時）空き容量が少なくなったので、大容量のハードディスクと入れ替えて良いですか？」をご参照ください。
　

・RAID1モードで、1台のハードディスクのみを新しい同容量のハードディスクと入れ替えた場合、自動的にリビルドが開始されます。HDDステータスLEDの点滅が点灯に変わり、リビルドが終了するまで本製品の電源をオフにせず、そのままの状態でご使用ください。
　

◆RAID0やJBODの動作モードで運用していた場合：
1台を新しいハードディスクに取り換えるとエラーとなり、それまで蓄積されたデータは読めなくなります。取り外したハードディスクを取り付け直しても、RAID構成情報が書き換えられてしまった場合は、元のRAIDモードに戻らなくなり、データは読めなくなります。
その場合は、新たにRAIDを作成しご使用いただくしか方法がありませんので、RAID0やJBODで運用している場合は、ハードディスクを取り外さないでください。