新製品案内

CO2、PM2.5、温湿度など7つの値をクラウドに保存！スマホで確認できるWi-Fi環境センサー11月中旬発売

2022年9月27日

～Bluetoothを使ったセットアップ採用でスムーズに導入～

ラトックシステム株式会社（本社：大阪市西区、代表取締役：近藤正和、以下ラトックシステム）は、空気質を計測してスマホで確認できるWi-Fi環境センサー RS-WFEVS2を、2022年11月中旬より出荷開始いたします。

製品名	製品型番	標準価格	JANコード	出荷予定日
Wi-Fi 環境センサー	RS-WFEVS2	20,800円(税別) 22,880円(税込)	4949090721203	2022年11月中旬

製品情報

RS-WFEVS2は、換気の目安になるCO2濃度や健康に影響のある粒子状物質PM、温湿度などを計測し、スマホで確認・取得する製品です。前身となるRS-WFEVS1の豊富な計測項目や利便性はそのまま、Bluetoothを使ったセットアップでよりスムーズな導入がおこなえるようになりました。

CO2など7種のセンサーで空気質を自動計測、クラウドに保存

Wi-Fi環境センサー RS-WFEVS2はコンパクトな筐体に、CO2、PM1/2.5/4/10、VOC、温度、湿度、気圧、UV、7種類のセンサーを搭載しています。センシリオン社の光音響NDIR方式CO2センサーおよびPMセンサーを採用し、高精度な計測が可能です。

自動計測されたデータは、Wi-Fiからインターネットを介してクラウドに保存されます。

スマホで値やグラフを確認、本体LEDでCO2濃度をレベル表示

計測結果はスマホやタブレットに表示、設置場所から離れた場所でも、手元の画面で確認できます。
専用アプリ「エアミル2」で、メイン画面に計測値を一覧表示。グラフは日、週、月ごとの表示に対応し、日グラフでは1分ごと、月グラフでは1時間ごとにプロットします。

CO2濃度や温度などの計測値が指定した値を超えたら、スマホに通知するアラート機能を搭載。しきい値を超えてからどれだけ経過したら通知するかの設定も、あわせておこなえます。

また、本体では搭載のLEDで、CO2濃度のレベルを確認することが可能です。1,000ppm以上で橙（2,000ppm未満）や赤（2,000ppm以上）になり、換気のタイミングが一目瞭然。LEDの数は4段階表示で、多いほどその範囲での値が高いことを示しています。

2022年10月3日更新：
発表時2,500ppm未満で橙、以上で赤となっていた箇所を、それぞれ2,000ppmに修正いたしました。

ログをCSV保存、複数台の運用も可能

クラウドに蓄積したデータは、期間指定してCSV形式でダウンロードできます。日グラフのデータ（1分ごと）と週グラフ（1時間ごと）を選択してメールで送信。計測データはExcelを用いたレポート作成などで活用します。

エアミル2アプリは、ひとつのアカウントに複数台のセンサーを登録することが可能です。支店や会議室など、複数拠点や場所にセンサーを設置し、アプリで切り替えて表示することができます。

Wi-Fi 環境センサーRS-WFEVS1の後継、より導入しやすく

アプリは、本製品の前身RS-WFEVS1と共通の「エアミル2」を使用します。

RS-WFEVS1からの改善点として、本製品へのWi-Fiルーター情報の設定を、Bluetoothでおこなう方式を採用しました。セットアップ時にスマホで2.4GHz帯のSSIDを指定しておけば、本製品とルーターの間でWi-Fi接続先を切り替えることなく、スムーズな導入が可能です。Wi-Fi設定はアプリの指示に従って、本体の電源入れる→本体のQRコード読み取る→Wi-Fiルータのパスワードを入力する、の3ステップで完了し、直後から計測がはじまります。

当社は2020年12月に前モデルRS-WFEVS1を発売。空気質、なかでも感染防止対策で換気の目安となるCO2濃度を可視化し、手軽にクラウド保存、ログ取得できる製品として展開しました。その後、センサー数を絞った廉価モデル、BluetoothやLTE-M接続モデルを投入し、法人向けソリューションで採用実績を積んでいます。

今後も安心して採用・導入いただける製品の供給を続けてまいります。